齢23歳、自分が怖くなる
最近、私って本当に馬鹿だなと思いました。
そう思ったエピソードをお話しします。
研究室で同期とおしゃべりをしていたんですが、その時国民年金の話題になりました。
同期の一人が「年金って納めた分そのまま貰えるんでしょ?」と言ったのですが、その時私はちょうど数日前にアトム法律事務所のshorts動画で
『国民年金は積立方式ではなく賦課方式であるため、少子高齢化の傾向が強い日本において若者は払う年金より受け取る年金の方が圧倒的に少なくなる計算になる』
という内容の動画を見ていました。
これ、アトム法律事務所の動画で見たやつだ!
そんな進研ゼミ状態で「年金って納めたお金が未来の自分のために使われるんじゃなくて今のお年寄りに使われるんじゃないっけ」と言いました。よし、うまく話せたな って感じです。
しかし「え、そうだっけ。だったらみんな払わなくなるじゃん」という返しに困ってしまいました。確かに と。今思えば、年金の納付は免除制度などを使わない限りは納める義務があるのでそんなことはない とか言えばよかったのでしょうが、本当にアトム法律事務所から得た知識以外皆無だったので話が進められませんでした。
最近も母に「来週までにとある書類を税務署に持っていく必要があるから書類を郵送してくれ」と言われ郵送したのですが、本人控えを送っていました。呆れる母に「送る前に写真を撮って確認してもらっていたから大丈夫だと思った」と言ったのですが「まさか本人控えを送ってくるだなんて思わなかった」と返され「確かにな」と思ってしまいました。
衆議院選挙の派遣バイトをしたとき、私は小選挙区の投票用紙を配る係を務めたのですが説明を受けるまで記入欄に候補者名だけ書くことなんて忘れていました。これも少し考えれば分かるようなもんなんですけど。それすらも分からなかったです。
なんだか世の中の常識について何も知らずに生きていくことが恥ずかしくなりました。本も読まない。ニュースは適当に。何か秀でたものがあるわけでもない。何もないのです。
「知らないことは仕方ない」とか「間違った方が覚えられる」とか、間違いを優しく受け止めてくれる言葉はたくさんありますが、この言葉を知らなくて良い理由にしてはいけない気がするんです。
『常識 まとめた本』とか馬鹿な検索をして出てきたこれでも読まないとダメですね。読むことがあったらまた関連する記事を書きたいです。